知られざる妄想ゾイド開発メーカー

 

ベルベル
BellBellCompany

 
ベルベル社マーク
BellBell(C)

ベルベル社のマーク

ベルベル社のマークを、よく見てみると、社名に反して、ベルではなく、ドアノッカーである。
これは、ベルベル社発祥の地の風習が、関係しており、そこでは何故か、呼び鈴の類、全てを、「ベル」と呼んでいた事から、元は呼び鈴等の製造販売会社であったベルベル社は、社名が「ベルベル」でありながらも、当時主力商品であった、ドアノッカーを、社のマークとして採用したのであった。ベルではなく、「ベルベル」というネーミングは、当時の会社社長、イコアン氏の「響きが良いから。」の一言で、決定したそうである。尚、マークとして採用されたドアノッカーは、当時人気のあった、竜の頭部を象った商品、BB−090のものであり、ドアノッカーとしては最高の売り上げ、約50万個を記録したヒット商品でもある。

 
ベルベル社 会社概要:このベルベル社は、ガイロス帝国にあって、軍事産業中心のゾイド開発メーカーが大半を占める中、数少ない民間向けの中小企業の一つに過ぎなかった。その業務の多くが、軍払い下げの壊れたゾイドを修復して民間に売り出したり(軍事機密からその全ては、ゾイドコアが破壊されているもの、あるいは意図的に抜き取られたもので、ベルベル社は、これに似たようなゾイドのコアを移植して、民間向けに販売していた。むろんその能力は、オリジナルの半分にも満たない)、軍用としての水準に達しないゾイドをベースとして、やはり民間用に改造して販売するのが、せいぜいであった。だが実際のところは、このメーカー自体、ゾイド開発の歴史が浅く、会社施設の規模などの小ささから、本格的な軍用ゾイドには、手を出したくても出せないのが、現状であった。しかしその結果、このベルベル社は、他の大手メーカーとは、一線を画す技術を蓄積発展させていくこととなる。大手メーカーの殆どが、軍による厳密な審査に基づき、選出された強力なゾイドをベースに、開発を続けてきたのに対し、ベルベル社は、常に2ランクも3ランクも、下のゾイドでの開発を行ってきたことで、”使えないゾイドの長所をより伸ばして使えるものにする”という、技術を培ってきた。さらにベルベル社の造るゾイドの特徴として、量産性の向上と、メンテナンスのし易さが上げられる。このことは、戦場で戦う兵士達の信頼を得るものであり、物量戦に置いて、少なからず共和国に遅れをとっていた帝国にとっては、優勢を得る上で、無くてはならないものであった。この開発思想は、どちらかというと共和国のものであり、高性能を突き詰める帝国大手メーカーには、欠けているものでもあった。しかし、戦争終了後、両国が歩み寄ると、このメーカーに纏わる、或る重大な事実が判明する。実はこの会社、販売開発を行っていたのは帝国側だけではなく、共和国内にも、秘密裏に子会社を造り、両国で、多くの開発に携わっていたのである。そして戦時下でも、この技術のやり取りが行われており、急速に成長した理由が、白日の下にさらされることとなった。現在、その全てを知る人物であると目される、元会長のイコアン・アディショイは、その行方がつかめず、両国で指名手配中である。だが、一つだけ特筆するならば、この会社の存在が、プロイツェンの野望を折る、原動力の一つになっていたことも、忘れてはならない事実である。(帝国、共和国問わずに物資を提供していた) その後もこのメーカーは、営業を続けているが、いち早く両国の技術を組み合わせていたこともあり、今では大手ゾイドメーカーの一つとして、知られるようになっている。ここでは、その開発されたゾイドを、陣営を越えて、純粋なベルベル社開発の歴史として紹介していく。(なんてな。テヘッ)


ジェニーインダストリー
Jenny INDUSTRY

ジェニーインダストリー

ジェニーインダストリーのマーク

ジェニーインダストリーのマークは、出資者であり、会長でもあるコンダ・エニマカの愛娘、ジェニー・エニマカのシルエットであると言われている。だが、これには否定論も多い。何故なら、旧大戦の戦災により亡くなった彼女は、その肖像や写真も、一緒に失われたからだ。その為、最近では、エニマカ会長の記憶に残るジェニーを、イメージとしたという意見や、彼の孫娘に、ジェニーによく似た子供が居るという話から、その孫娘のシルエットではないかと、噂されているが、これについて、エニマカ氏は、何らコメントを行っていないので、未だに謎のままである。

ジェニーインダストリー 会社概要:ジェニーインダストリーが設立されたのは、ZAC2097年頃(実際には、その一年前くらいから、設立に向けた準備が行われていたとも言われている。)であり、ヘリック共和国のゾイドメーカーとしては、全くの新規会社であったが、僅か二年足らずで、他の古参のメーカーにも並ぶ技術力を確立し、関係者を驚かせた。設立したのは、貿易で財を成し、その道では、少しは名の通った人物、コンダ・エニマカ氏であった。97年頃と言えば、安定してきたとはいえ、まだ共和国では、復興作業が優先に行われていた時期である。そんな中で、このジェニーインダストリーが、最初に着手した事は、軍用ゾイドに関する事であった。これには、回りの企業や関係者も、首を傾げたと言われているが、その二年後には、ガイロス帝国との開戦が始まるのだから、旧大戦時期から、ゼネバス、ガイロス問わずに貿易を行ってきたエニマカ氏は、その得意の貿易で、何かしらの情報を、前もって知っていたと噂されていた。この事に関しては、西方大陸戦争終結後に、ガイロス帝国にあるメーカーとの繋がりから、明らかとなっている(しかし、各メーカーや技術者達は、公に認めてはいないものの、少なからず、ガイロス帝国の技術者達やメーカーとの情報交換は、行っていると言われている。)。そのメーカーのバックアップも受けて設立されたジェニーインダストリーは、瞬く間に、ヘリック共和国ゾイド開発メーカーとして、軍用ゾイド部門にも、食い込む迄に成長した。もっともこれは、エニマカ氏が、軍部と独自のパイプを持っていたからだとも、言われている。実際には、ジェニーインダストリーが、軍用のゾイドに大きく関わっていたのは、細かな部品や一部のパーツのみであるが、それらの優秀性は、使用したパイロット達から、わざわざ感謝の手紙が届くことからも、立証されていると言ってもいいであろう。


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