RZ-028 ブレードライガー(ライオン型)

側面より。
頭でっかちなのは、共和国ライガーの特徴?
正面より。
マルチブレードアンテナと頬のアンテナ(?)のお陰で、ウサギに見えなくもない、刀獅子。
上面より。
シールドライガーに比べると、ゴツゴツした感じが無く、流れるようなフォルムが、とても美しい。如何にも、速く走れそうだ。
全装備、展開状態。
これだけで、収納した状態と、大きくシルエットが変わるゾイドも、珍しい。
収納した状態が、優等生な感じを出しているとしたら、この展開状態は、全く逆の、凶暴さと荒々しさを出していて、実に面白い。
実は言うと、今回、一番手の掛かったのは、このフィギュア達(爆)。
調色したり、塗り分けるのに、非常に苦労しました。
フィーネとバンに手をかけすぎて、根性尽きたので、ジークは、ちと手抜き気味(笑)。
バンは良いんだけど、フィーネは、そのままだと、ちょっと、自立が難しいです。
お座り(?)バンとフィーネも、ちゃんと塗りました。まあ、画像は、フラッシュが強すぎて、よく解らないですけど・・・・・・・。
箱絵の彩色見本と全く同じでは無いけど、そこそこ、雰囲気は出ていると思う。
つくづく、これらを、恐らく手塗りで沢山作っている中国の人達(だよね?)は、凄いと思う。

機体解説は個人的見解が入っているので公式のものと違う部分もあります。

DATA:RZ−028 ブレードライガー(ライオン型)

全長:25.9m  全高:12.2m 

重量:124.0t 最高速度:305.0km/h

装備:レーザーサーベル×2   AZ2連装ショックカノン  Eシールドジェネレーター×2 マルチブレードアンテナ×2  3Dデュアルセンサー  ストライククロー×4  レーザーブレード ×2  パルスレーザーガン×2  コンプリッションリフリジェレイター×4  ロケットブースター

機体説明:西方大陸戦線早々、負け続ける共和国の他の部隊を尻目に、唯一戦果を挙げ続けた、シールドライガーを始めとする高速戦闘ゾイド部隊の活躍で、共和国首脳陣は、高速戦闘ゾイドの次世代機の開発こそが、戦況をひっくり返すと、信じて止まなかった。これにより、幾つかプランのあった新型ゾイドの開発は、一気に高速戦闘ゾイドへと、ウエイトが傾く事となる。最初に、その次世代機として名乗りを上げたのが、DCS及びDCS−Jの2機種であった。特に後者は、凄まじい性能を有し、シールドライガーパッケージの機体としては、限界点に位置する機体だと、誰もが口を揃えて、褒め称えた。しかし、そのピーキーな性能は、並みのエースパイロットクラスですらも寄せ付けず、一般兵に至っては、まともに動かす事すら、出来なかったという。その代替え案としてのDCSであったが、これは、DCS−Jとは、似ても似つかぬ機体であり、次世代機と言うには、あまりにも力不足であった。これらは、シールドライガーの弱点、移動しながら火器を使えないという事を、克服しようとした物だが、DCSは、移動しながらの火器類の命中率や、運動性が悪く、ただの移動自走砲とまで言われ、DCS−Jは、常人には扱えないカスタム機のレッテルを貼られ、正式な採用は、見送られる事となる。その一方で、これらとは、全く正反対の方向に開発を進める研究班がいた。シールドライガーの弱点を克服するのではなく、より長所を伸ばす事。それが、彼らの開発の根幹であった。このコンセプトの元、出来上がった試作機は、一切の火器を有さず、シールドライガーの出力はそのままに、徹底的に軽量化され、格闘戦のみに特化した、原始的とも言える高速戦闘ゾイドに、より近い機体となった。火器類を搭載せず、遠距離からの攻撃に弱いという弱点は、もともと装備されていたエネルギーシールドにより防ぎ、素早く接近して、相手の息の根を止める事だけを、目指された。しかし、そのシンプルさ故に、扱いやすく、誰もが操れるこの機体は、大いに注目を浴びる事となる。だが、コンセプトは良かった物の、ここに来て、技術的問題が、立ちはだかる事となる。軽量化し、速度を上げたは良いが、もはや、シールドライガーそのままのパッケージでは、280km近い速度を出しての連続運用は、各部に負担が掛かりすぎ、燃料が尽きる前に、脚部が駄目になり、実に数分間しか、戦闘力を維持できないと言う、大きな問題を抱える事となる。必死に打開策を模索する開発陣であったが、問題点を解決するには、重量増加をどうしても招いてしまい、結果、速度と機動性、運動性が落ちるという、悪循環に見まわれていた。が、全く出口の見えない彼らに、西方大陸よりもたらされた新技術、オーガノイドシステム(以下OS)が、突破口を開く事となる。OSは、ゾイドの能力向上と進化のプログラムである。しかしながら、まだ不完全で、未解読な部分も多く、実用的では、無いとされていた。だが、形振り構っていられなかったその研究班は、OSの能力向上という部分に賭けて、一部ではあるが、その導入を試みた。結果、脚部の強化など、重量を招く改修を行ったにも関わらず、その試作機の速度は、驚異的に跳ね上がった。また、最大の問題点、連続運用に関しても、平然と耐え、シールドライガークラスの機体では、絶対不可能だと言われる超高速運動性(全く速度を落とさず、連続でターンする)まで、有する事となった。もはや、接近戦に於いては、従来のゾイドでは、太刀打ち不可能とまで言われ、完成への期待は、ますます高まった。しかし、能力向上の為にOSを導入した研究班ではあったが、それとは別に、思わぬ副産物まで手に入れる事となる。それは、余剰エネルギーの発生であった。既に、全力疾走でも、300kmを軽く突破するだけではなく、そのままの状態を維持してなお、有り余るパワーは、充分に、今ある兵装以外の物を取り付けても、まだお釣りが来るほどであった。(この時はまだ、ストライククローとレーザーサーベルのみの、標準的武装しか、装備されていなかった。)当初、DCSシリーズに習い、大型、もしくは、それに匹敵する火器の取り付けが検討されていたが、そうなると、DCSシリーズの様に、バランスが悪くなり、操作系に微妙なコントロールを要求されるとして、見合わされた。次に検討されたのが、シールドライガーの様に、収納系の武装を施す試みであった。幾つかの試験を終えるまで、このシールドライガー系の武装を施されたまま、この試作機は、開発が進められていたが、ある日、とある研究員のアイディアによって、全く違う方向・・・・いや、当初のコンセプトに立ち戻る武装を施される事となる。地球人の子孫であり、東洋系の文明圏に生まれたというその研究員が、その研究所に持ち込んだ物、それは、家宝だという片刃の剣であった。それからヒントを得て取り付けられたのが、2本のレーザーブレードであったのだ。このレーザーブレードは、展開すれば、敵を切り裂く武器になるだけではなく、より機体を安定させる翼の様な役目も果たし、旋回性、相性など、一石で何丁もの能力を、その試作機に与えた。こうした結果を基に、レーザーブレードは、その試作機の標準武装として採用され、機体名も、正式に「ブレードライガー」の名称を与えられる。完成したこのブレードライガーは、まさに、高速戦闘ゾイドの次世代機であり、洗練されたその装備は、より高速戦闘戦を有利に進める為に特化され、その時点では、間違いなく高速戦闘用ゾイドとしては、最強であった。しかしながら、ブレードライガーが戦う事となった相手は、全く別コンセプトの敵であった。同じく、OSを搭載した、ジェノザウラーがそれである。OS搭載を前提として作られた彼の機体は、単純な性能では、明らかにブレードライガーを上回っていた。しかしながら、相性という面で、辛うじてブレードライガーは、これらジェノザウラーを押さえ込む事に、成功した。が、ほんの少しの改装で、その性能が驚異的に跳ね上がるジェノザウラーシリーズに比べれば、ブレードライガーのアドバンテージは、実に脆かったと言える。実際に、ブレードライガーは、ライガーシリーズの袋小路的なゾイドでもあった。何故なら、これらの性能は、OSを得て初めて成せる物であり、シールドライガー事態の設計は、既に限界を見せ始めていたからである。また、OSの搭載は、能力の向上は見られたが、それらはパイロットにまで負担をかけ、長時間の戦闘を、困難な物にしていたし、何より、ブレードライガーの能力は、充分に引き出せるパイロットが乗らなければ、一昔前の機体になってしまったシールドライガーと、何ら変わらない事が、実戦データーを元にした分析結果により、徐々に判ってきた。結局、ブレードライガーも、乗り手を選んでしまう機体であったのだ。DCS−Jは、その機体バランスの悪さから、”完全に乗り手を選んでいた”が、ブレードライガーは、乗る者が使いこなせないと、その実力の10分の1も引き出せない、”乗り手の実力、相性がそのまま反映される”機体でもあった。結局、OSという、未知なる技術の解析の遅れも手伝い、コストも割高とされ、ブレードライガーは、第一期分のみで、その生産が終了してしまう(資料によれば、極少数が再生産されたようだが、数える程であったという)。後に、アタックブースターを装備した、ブレードライガーABなる、正式な強化案も出されるが、やはり、極一部のパイロットでなければ操れなかった為、強力な機体にも関わらず、共和国の主力機枠からは、外されてしまう。(OSの出力を落とした量産型も出てきたが、既に、ブレードライガーは、汎用性に欠けるとして、主力機候補からは、完全に外された、後であった) この事から、開発陣は、高性能ゾイドも、扱える人間あっての物だと、思い知らされる事となり、より汎用性の高いゾイドの模索に、進まざる得なくなる。しかし、ブレードライガーは、一時期とはいえ、ベテランパイロットが揃い始めた西方大陸中期において、まさしく共和国の最強ゾイドの一つとして、存在し、そのパイロット達もまた、ブレードライガーでの経験を生かして、より成長していくこととなった事から、ある意味、ブレードライガーは、共和国の勝利に、大きく貢献したと言えるだろう。

キットについてと個人的な好き嫌い:機体説明文長! 言わずと知れた、アニメの主人公機、ブレードライガー!!!。アニメがやっていた頃から好きだったんですが、何故か、本気で手に入れる気が無く、手に入れたのは、ずっと後になってからでした。で、作ってみたら、スゲー格好いいです。これより先に作ったライガーゼロよりも、こっちの方が、好きかも。管理人、結構、こういったスーパーヒーローしたメカ物って、大好きなんですよね。(その逆で、如何にも悪というダークヒーローも好き。と言う事で、ギル・ベイダー最高。(ォ) 色々な所が動くので、電池で動かさないでも、結構遊べます。その点でも、シールドライガーを、上回っていると思う。ある意味、このブレードライガーは、動力を積みながらも、無動力で遊べると言う、ゾイドの相反する二つの要素を、高レベルで持っているゾイドかもしれません。(それを言ったら、ライガーゼロも、大した物だが、あっちはCASと言う、大金がかかるしね。それと比べたら・・・・)また、シールドライガーの基本フレームを利用して、外装だけを変えて、全く別のゾイドに仕立て上げているのにも、感動しました。いや、ま、昔からトミーがゾイドに行ってきた事ではあるんだけれどね、改めて、そのアイディアと技術の応用に、驚かされましたよ。で、実は、今回の目玉は、付属のバンとフィーネ、そしてジークのフィギュアを塗装した事だったりします。恐らく、ブレードライガーを仕上げる時間よりも、長かったかも知れないです(爆)。何より、塗り分けが、大変でした。しかし、このバンとフィーネ、そしてジークは、管理人が調色して、微妙に色を出しているんですが、ハッキリ言って、あまり成功してませんね。(本気を出して走ったにも関わらず、あまりタイムが伸びていなかったマラソンの様・・・・って、例えが判りにくいですかぁ?)調色事態が、そんなに甘く無いことを理解できただけでも、収穫有りとしておきましょうか。(ぉ
ハッキリ言って、良いです、このゾイド。最高です。管理人的には、大当たりといったところです。


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